イナックでは社内スタッフが使用するマスクを3Dプリンター(光造形機)を活用して自作しております。
株式会社イグアス様が無償公開しているデータを活用させいただき、社内の設備で製作を致しました。
工法としましては大きく下記の3工程となります。
①光造形機で原型となるマスターモデルを造形
②マスターモデルを利用してシリコンゴム型を作成
③シリコンゴム型に材料を流し込み、真空注型で作成
真空注型の特徴として、ひとつのゴム型から10~20個程度をリーズナブルに複製する事が可能です。
注型材料には白PP相当材を使用し、見た目には通常のマスクと比較しても自然な仕上がりとなっています。
マスク内部には使用者が選んだ素材をセットする事ができ、いつでも取り換えることが可能なので衛生面も問題御座いません。
短納期で用途に応じたものづくりができる試作業の強みを活かし、コロナウイルスに負けない体制を構築していきます。
※本項にてご紹介しております社内製作マスクにつきましては、販売の予定は御座いません。
悪しからずご了承ください。